上海銀七星室内滑雪場
天候:雪
中国は上海市の上海銀七星室内滑雪場です。
室内とはいえ、生まれて初めて海外のスキー場で滑りました。
気温は低く保たれていて、雪質はザラメですがまるで砂のような感じでした。
パークが設置されていて、狭いながらも楽しかったです。
建物の入口です。
夜だったのでネオンが綺麗でした。
時間が夜7時を過ぎ、上海の郊外で、天気が雪や霙では人影はほとんどいないかと思いましたが、意外にも、見ている間でも4、5人出入りがありました。
この施設は、以前は上海北海道滑雪場という名前で、屋上に球状のオブジェクトがあってインパクトがあったようですが、現在は普通な感じです。
入口の右手にある受付カウンターです。
ここでチケットを発行してもらいます。
英語がなんとかカタコトで通じます。
料金表です。
枠真ん中の列は平日で、枠右の列の週末(周期六=土曜、周期日=日曜)は高めです。
行は上から1時間券、2時間券、無制限(1日)券ということらしいです。
週末は夜10時から0時までのナイト券を売るようです。
料金表の上にはゲレンデの状況を写す液晶テレビがありました。
SSAWSみたいで懐かしいです。
受付の反対側の螺旋階段がレンタルコーナーの入口で、レンタルコーナーのゲートからこの反対側の階段を降りるとゲレンデになっています。
ウェアのレンタルコーナーです。
ここでチケットを出してウェアとロッカーキーを受け取りますが、夕方まで大人数が来ていたのか、返却されたウェアの山を女性従業員1人だけで奥のほうで整理していました。
人手不足なのか、人員配置がうまくいってないか、両方なのでしょう。
2時間券とロッカーの鍵です。
2時間券は退出する時に回収されてしまいました。
レンタルウェアセットです。
左上:ウェア一式を入れたバッグです。
クレブって、越後湯沢にあるスキー・スノボ関連の会社ですね、カニのロゴに見覚えがあります。
左下:サンダルの山。
説明が無いのでわかりませんが、おそらく靴をロッカーに入れた後、スキー靴やスノボ靴を借りるところまでこのサンダルで歩けということなのでしょう。
右上:ウェアのジャケット。
Lサイズはこの「北海道滑雪場」のロゴ入りで、Mサイズはクレブの「リゾート応援隊」のロゴ入り、Sサイズは「銀七星滑雪場」のロゴがはいっていました。
右下:ウェアのパンツ。
借りるところはアレでしたが、服自体は意外に綺麗な感じでした。
更衣室のロッカーです。
青と黄色に分かれていて、受け取ったロッカーのタグの色と同じところに荷物や着替えを入れておきます。
ロッカーの番号は、キーのタグにかかれている下3桁でした。
ギアのレンタルコーナーです。
着替えた後、ゲートでカードをスキャンしてもらって階段を下りたところにあり、この先にゲレンデ入口があります。
左上:スノーボードのレンタルコーナー。
このカウンターの影にはスノーボードが比喩表現ではなく山積みになっていました。
靴のサイズを聞かずにいきなり28のブーツを出してきたので、ちょっと小さいのはないか、とジェスチャーしてみたら、ブーツの山を指差されたのであきらめました。
そして予想通り、ブーツの中は浸水していました(泣)
板はエランの板で、スタンスのセッティングとか不安でしたが、まぁ滑れる程度にはしてくれました。
右上:スノーボードと反対側の、スキー靴レンタルコーナー。
全部リアエントリーのようです。
懐かしいと思いましたが、そもそも何年のものなんでしょう。
左下:スキー板のレンタルコーナー、K2の板が山積みになっていました。
昼間、片付けるより多い人数が来場したってことなんでしょうね、やっぱり。
右下:ストックのレンタルコーナー。
壁に一列に並べてありました。
ゲレンデの入口です。
自動ドアで仕切られ、断熱の厚い塩化ビニールっぽい簾を2度抜けるといよいよゲレンデです。
ちなみにこの自動ドアの左隣には男子のトイレがあったんですが、女子のトイレは階段の方まで戻らないと無かったようです。
トイレはペーパーを1元(≒16円!)で買う必要がありますが、ちゃんと洋式水洗の個室付きでした。
下から見たコースは緩いながらも幅は十分あるようで、パークアイテムが並んでいて楽しそうな印象でした。
上からぶら下がっている看板は、「ノキア七星ボーダースノーボードパーク」かな?
わかりそうで、意味不明です。
雪質はこのザラメ具合を見てください。
気温は低いので乾いているのですが、粒が大きくてサンドスキーをやっている感じです。
こんな具合にボードの上に乗っちゃうと、かなり重いです。
コース側からみた麓の写真です。
左上:入口と出口です。
インストラクタが1人待機していて、入ってきたお客さんに声をかけていました。
板のつけ方もわからないような初めての人への無料レクチャーなのかもしれません。
右上:新年のお祝いの飾りと思われます。
この時間だと閑散としていますが、多数のお客さんがいたのではないかと思われます。
左下:Dynastarのテントだと思います。
スキーの試乗会やっていたのでしょうか。
右下:巨大なスポンサーの広告と、なぜかぽつんと1つ置かれていた椅子。
どのような状況なのかわかりません。
初級コースのリフト施設です。
左上:コース右手にある動くカーペットの乗り場です。
Kaser製で、日本でも見たことあるような気がします。
スキーを付けたまま乗れるようです。
右上:動くカーペットの降り場です。
制御は降り場横の機械で行っています。
降り場の雪が掘れてしまうようで、何度も回りの雪を運んできていました。
左下:コース左手にある動く歩道タイプのもので、床はエスカレータみたいに金属製です。
スキーを付けたまま乗ろうとしていたお客さんをインストラクタが大声で止めていました。
手すりは動いていないので、手すりにつかまると転びます。
右下:エスカレータ上部から麓を見た図。
意外に小奇麗で明るい感じです。
初級コースの全体です。
さながらSSAWSのイエローコース(初級)みたいでした。
斜度は緩やかですが、この部分は良く出来ていると思いました。
エスカレータ降り場から上方を見た図。
中級、上級コースになりますが、なんだか薄暗かったです。
コースの左端に放置されている廃止リフト施設が、なにか廃工場のような雰囲気を醸しています。
中級、上級コースへのリフト施設です。
Jバーリフトのようなもので、椅子に座るのではなく棒に捕まって引っ張ってもらって上に上がります。
スキーの場合はそれでいいんですが、スノーボードの場合は片足を外しているので膝にものすごい負担がかかりました。
外国の人は両足付けたまま引っ張ってもらっていましたが、確かにその手はアリかもしれません。
左下の画像のように、インストラクタがリフト乗車の監視も行っていました。
人手が足りないのか余っているのか判断に苦しみます。
ゲレンデの施設です。
左上:エスカレータ乗り場横の雪製造機。
右上:カーペット降り場の雪製造機。
左下:山頂の雪製造機ですが、床を見る限り稼動した様子は見られません。
右下:廃止されているゲレンデ左側のリフト。
なんか食肉工場を髣髴させる感じで、なんか嫌です。
雪面にある赤いのは散布のためのホースです。
ゲレンデ最上部からの景色です。
こうして見ると、なかなか捨てたものではありません。
コースのリフト側にパークアイテムが設置されていましたが、スキーのインストラクタ2人くらいしか使っていませんでした。
上級コースのパークアイテムです。
左上:リフト乗り場からみたパークの全景。
右上:6mロングレール。
左下:4m級キッカー。
キッカーの横になぜかグローブが1組。
キッカーのランディングの延長にスキーが2組。
異国で怪我したら大変なので遠慮しました。
右下:ハウス?!
ドラム缶みたいにヒットするアイテムでしょうが、目が点になりました。
ペットボトルが散らかっていて、休憩に使っていた人々がいたようです。
中級コースのアイテムです。
左上:アップ&ダウンボックス
右上:3m級キッカー。
左下:4mワイドレール。
アップ&ダウンボックスの下に設置されているので連続ヒットができます。
右下:クォーターパイプ。
やり方がよくわからないのですが、一応.mp4で動画を上げてみました。
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