パスチャーが運営する流行先取りメディア「Petrel(ペトレル)」はこのほど、「2021年上半期インスタ流行語大賞」を発表した。同調査は6月3日~9日、Petrelの公式Instagramアカウント「@petrel_jp」のフォロワーを対象に実施した。

  • 2021年上半期インスタ流行語大賞

「インスタ流行語大賞」とは、トレンドを予測するメディアとして独自に選定したもので、その年に話題・流行となったモノやコト、人物を表彰する賞となっている。Instagram(インスタグラム)での投稿数やトレンドの先取り感などを基準に独自に選定した「2021年上半期インスタ流行語大賞」と、流行に敏感な10代~20代女性を対象とした調査に基づく「部門別インスタ流行語大賞」に分かれている。

2021年上半期インスタ流行語大賞第1位は、「うっせぇわ」だった。2020年10月にメジャーデビューした18歳の女性シンガー、Adoさんのデビュー曲で、ミュージックビデオのYouTube再生回数が2021年6月時点で1.5億回を突破している。

2位は、「お疲れサマンサ」だった。これは、漫画「呪術廻戦」の人気キャラ「五条悟(ごじょうさとる)」のセリフから話題となったもの。3位は、骨格ストレート・ナチュラル・ウェーブの3つに分けられるスタイル診断「骨格タイプ」がランクインした。

「部門別インスタ流行語大賞」は、「芸能人部門」「YouTuber・TikToker部門」「アーティスト部門」「流行語部門」「もの・こと部門」の5つの部門に分かれている。

芸能人部門の1位は「SixTONES(ストーンズ)」、2位は「Snow Man」で、いずれもジャニーズ事務所から2020年1月にデビューした新しいアイドルグループ。4位の「なにわ男子」、5位の「Travis Japan」、10位の「美少年」など、まだ公式デビューはしていないジャニーズJr.グループも複数ランクインしている。

  • 2021年インスタ流行語大賞 芸能人部門

YouTuber・TikToker部門の1位は、地元の友達で結成された男性5人組YouTuber「コムドット」が1位を獲得した。3位の「ジャにのチャンネル」は、活動休止中の嵐・二宮和也さんが中心となって展開しているチャンネルで、開始約2カ月でチャンネル登録者数が250万人を突破した(2021年6月時点)。

  • 2021年インスタ流行語大賞 YouTuber・TikToker部門

アーティスト部門の1位は、韓国ボーイズグループ「BTS」だった。2位は、芸能人部門で1位を獲得した「SixTONES」、3位はデビュー曲『何なんw』がブレイクした「藤井風」となっている。

  • 2021年インスタ流行語大賞 アーティスト部門

流行語部門1位は、人気お笑い芸人YouTuber「丸山礼」がブームの火つけ役となった「はにゃ?」だった。9位には、はYouTuber・TikToker部門で初めてランクインした「中町綾」が発信源の流行ワード「さーせぇん」がランクインしている。

  • 2021年インスタ流行語大賞 流行語部門

もの・こと部門で1位になったのは「YouTube鑑賞」だった。アイドルの公開オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』も4位にランクイン。7位の「マリトッツォ」はイタリアの伝統菓子で、まるっとした見た目がSNS映えすると話題になり、今年に入ってからInstagramを中心に投稿件数が急上昇した。

  • 2021年インスタ流行語大賞 もの・こと部門