ブルーベリーが何年生かの見分け方！どれくらいで大きくなるものなの？

ブルーベリーが何年生かを見分ける方法！

では、実際にどんなところを見れば、ブルーベリーの苗が「何年生なのか？」を見分けることができるのでしょうか？

「1年生苗」「2年生苗」「3年生苗」ごとに、そのポイントを見ていきましょう。

ブルーベリーの1年生苗の特徴と見分け方

ブルーベリーの1年生苗は、種から育てて1年目の苗です。

この時期のブルーベリーの苗は、まだ枝が少なくて全体的に細いのが特徴です。

1年生苗を植えているポットのサイズは9cmほどで、鉛筆より細い枝が数本生えています。

ちなみに「ポット」というのは、野菜の種などをまいて、ある程度の大きさになるまで育てるための容器のことです

1年生苗の時期のブルーベリーの苗は、値段は300円～500円程度と比較的安価です。

ブルーベリーの1年生苗は収穫までに時間がかかりますが、その分値段が安く購入できるし、初期のころから育てる楽しみもありますよね。

ブルーベリーの2年生苗の特徴と見分け方

ブルーベリーの2年生苗は、1年生苗をさらに1年間育てた苗です。

1年生苗よりも枝が太くなって、葉っぱも大きくなります。

根本から太い枝が出ている苗は、将来の主軸枝候補になる可能性があるので、こういう苗を選ぶといいですね。

2年生苗のブルーベリーのお値段は1年生苗よりも高くなって、500円～1000円程度です。

ブルーベリーの2年生苗は、1年生苗よりも早く収穫できるし、苗もしっかりしてくるので育て方も比較的簡単です。

ブルーベリーの3年生苗の特徴と見分け方

3年生苗のブルーベリーの苗は、2年生苗をさらに1年間育てた苗です。

枝葉がさらに茂ってきて、場合によっては花芽が付いていることもあります。

3年生苗の頃の苗になると、収穫できる可能性も高くなってきますよ。

ブルーベリーの3年生苗の値段は1000円～2000円程度と、苗の中では最も高価になります。

ブルーベリーの3年生苗は、すぐに収穫したい方におすすめです。

このように、ブルーベリーは一般的に3年程度で収穫できるようになります。

そんなブルーベリーですが、成木になると品種にもよりますが、高さは１～２ｍほどにしかなりません。

（アメリカの方では３～４ｍ程になるものもあるみたいですよ）

ブルーベリーは一年でどれくらい大きくなる？育て方のポイント

でも、ブルーベリーを育てる上で

実際にホームセンターや園芸店で販売されているブルーベリーの苗は「2年生」の苗が多くて、価格は1,000円前後で販売されています。

2年生苗以外の苗も売っている場合もあるので、何年生のブルーベリーかは一度ラベルを確認してみましょう。

ラベルに書かれていないときは店員さんに聞いてみましょう。

また、2年生のブルーベリーの苗は、1年で2.5倍くらい大きくなると言われています。

ブルーベリーは低木の果樹で、高くても3mくらいの高さで育てやすい特徴があります。

では、ブルーベリーの苗を購入する時のポイントや育て方のポイントを詳しく見ていきましょう。

ブルーベリーの苗の購入時のポイント①苗は10月～11月に購入する

ブルーベリーの苗は、10月～3月にかけて販売されています。

中でも生産者から出荷されたばかりの、新鮮な苗が購入できる「10月～11月ごろ」に購入するのがおススメです。

苗の品種も豊富なので、ぜひ育てたいブルーベリーの苗を探してみてくださいね。

ブルーベリーの苗の購入時のポイント②住んでいる地域に適した系統を選ぶ

日本で育てやすいブルーベリーの品種は、実も100種類以上あります。

ですが、住んでいる地域によって育てやすい品種が違うんです。

ブルーベリーは大きく

そして、それぞれのブルーベリーの品種で、育てるのに適した地域というものもあるんです。

ブルーベリーの苗の購入時のポイント③古い苗を選ばない

ブルーベリーの苗を購入する時、古い苗を選ばないように

古い苗を選ばないためのポイント(1)ラベルを見る

苗にはラベルが貼られていることが多いですが、古い苗はラベルが黄ばんでいたりはがれかかったりしています。

ラベルが黄ばんでいたりはがれかかっている苗は購入しないようにしましょうね。

古い苗を選ばないためのポイント②季節に合った生育をしているか

古い苗はお店の生育サイクルになってしまっていて、季節にあった成長をしていない可能性があります。

例えば、ブルーベリーの花は本来4月～5月上旬に咲きますが、冬なのに花が咲いている場合は古い苗である可能性があります。

古い苗を選ばないためのポイント③根詰まりしていないか

もし可能であれば、ポットから苗を出してみましょう。

根っこがびっしり埋まって根詰まりしている苗は、古い苗である可能性があります。

根詰まりしたブルーベリーの苗は、古い根っこをそぎ落とす必要があるので、購入しないようにしましょう。

ブルーベリーを苗から育てるときの育て方！

ブルーベリーの苗を購入したら、いよいよ植え付けをしていよいよ育て始めます。

ここでは、そんなブルーベリーを苗から育てるときの育て方について、そのポイントを見ていきますね。

ブルーベリーの苗の育て方①地植えか鉢植えか

ブルーベリーは、地植えでも鉢植えでも育つ果樹ですが、

ブルーベリーの苗の育て方②2種類の苗を選ぶ

ブルーベリーを育てる時、同系統の違う2品種のブルーベリーを育てるようにしましょう。

実はブルーベリーは、「１つの品種だけを植えても実ができにくい」とおう、ちょっと変わった性質があります。

なので、ポイントは「同系統の違う2品種を一緒に植える」ということ。

例えば、

ブルーベリーの苗の育て方③酸性の土壌にする

ブルーベリーを育てるには、

鉢植えの場合、「ブルーベリー用培養土」を使うと便利です。

また、苔(こけ)などを乾燥させた「ピートモス」を土に混ぜて酸性の土を作ることもできます。

中性や弱酸性の土の場合、ブルーベリーは上手く育たず枯れてしまう恐れがあるので気をつけてくださいね。

ブルーベリーの苗の育て方④植え付け

ブルーベリーの植え付けは、温暖な地域なら11月～12月、寒冷地なら2月～3月中旬がおススメです。

ブルーベリーの苗の育て方⑤肥料

ブルーベリーの肥料は、

ブルーベリーの苗の育て方⑥水やり

ブルーベリーの水やりは、土の表面が乾いていたらたっぷりしてあげましょう。

特に気温が高くなる夏場は、毎日水やりをすることが大切ですよ。

また、ブルーベリーの苗に水やりをするときのポイントは、

ブルーベリーの根っこは、枝と同じ大きさで土の中に広がっているんです。

なので、枝や葉っぱの大きさに合わせて水を与えてあげてくださいね。

ブルーベリーの苗の育て方⑦剪定(せんてい)をする

ブルーベリーに、剪定は重要です。

6月～7月に行う「夏剪定」と11月～2月に行う「冬剪定」を行うことで、日当たりと風通しを良くして実がつきやすいようにします。

ブルーベリーの苗の育て方⑧人工授粉をする

実ができにくいブルーベリーの場合、花が咲いたら人工受粉をしてあげましょう。

白い花粉を落とし集めて、筆などを使って違う品種の花にまいてあげましょう。

ブルーベリーは実がなるまで何年かかる？収穫に適した時期と見分け方

ブルーベリーの実を収穫するには、購入する苗によって異なります。

すぐに収穫したい場合は、3年生以上のブルーベリーがおススメです。

2年生の苗の場合、1年目に収穫してしまうと苗が弱ってしまったり花が咲かなくなる場合もあるので、2年目以降に収穫をするようにしましょう。

そして、収穫に適した時期は、

実全体が青紫色になってから1週間後に収穫すると甘みたっぷりのブルーベリーを収穫することができます。

収穫する時は、一粒ずつ真っすぐ引き抜いてくださいね。

横向きに引き抜くと傷がついて傷んでしまうので気をつけましょう。

では、最後に丹精込めて育てたブルーベリーを使ったレシピを2つご紹介しますね。

ブルーベリーを使ったレシピ①栄養満点スムージー

ブルーベリーには、

お好みでホイップクリームを乗せても良いですね。

ブルーベリーを使ったレシピ②万能ブルーベリージャム

ただ、手作りなので冷蔵庫で保存して2週間以内には使い切るようにしましょうね。

ブルーベリーが何年生かの見分け方のまとめ

実は、私も結婚して実家を離れる時、父にプレゼントしたことがあるブルーベリー。

毎年、ブルーベリーの実がなると私が結婚した時のことを思い出すと話してくれます。

そんなブルーベリーは、虫がつきにくく初心者でも育てやすい果樹として今人気を集めています。

ただ、ブルーベリーを育てるには、

ぜひ、ポイントを押さえて、楽しく美味しいブルーベリーを育ててみてくださいね。