1. 康煕字典
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康熙字典十二集 坿補遺備考 清張玉書等奉勅撰 清康熙五十五年序武英殿刊本 40冊
四周双辺 無界 毎半葉8行12字(注文小字双行) 白口 単魚尾 版心題康熙字典 以下巻数丁数 内匡郭19.8×13.2糎
<經部小學類各體字書之属>
諸橋文庫 823-MW-2
中国清代、学術振興に力を入れた康煕帝の命により編纂された字書で、張玉書らの手により康熙55年(1716)に完成した。4万7千余字を収め、部首の画数順により、同部首内も文字の画数順に配列されている。一字一字について字音・字義を示し、古典における用例を列挙するが、熟語は載せていない。この種の字書としてはもっとも完備されたものとされ、以後の漢字字典、日本の漢和辞典にも大きな影響を与えた。
武英殿版は殿版とも略称され、当時北京の紫禁城内の武英殿で出版が行われたため、このように呼ばれる。清代の書家で詩人、説文・金石学に造詣の深かった何紹基の旧蔵本。
掲出は子集下の「十」部から一画の部分。当書は子集、丑集のように十二支が巻数となっている。
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